わらしべ長者の考察



私、時々昔話って
結構深いなぁって思うんですよね。

 

それで、
わらしべ長者なのですが、
よくよく考えてみた時、

コツコツと
小さな事を大切にして、
だんだん大きくしていってる!

 

そういうことだったのか!!

とある時に閃いたのです。

 

さてさて、
わらしべ長者の話を
見て行ってみましょう~。

 

あるところに、
貧しい男がいました。

 

貧しいどころか運も悪く、
働いても働いても
暮らしが楽になりませんでした。
(ドン底状態です。)

 

男は観音様に
最後のお願いをしました。

 

最後の運試しを
させてくださいって。

 

その夜、観音様が現れ、
男にこう言った。

 

「ここから出ると、
すっころびます。」

 

男は、
やっぱり運がないんだと
言いましたが、

そこで観音様が、

「何を言っているのですか?
それが運のつき始めですよ」

と言うのです。

 

ここ、
結構大事じゃないですか???

 

運が悪いって思ってることが、
運のつき始め。

 

この考え、結構大事だなって
思います。

 

そして、観音様は続けます。

 

「すっ転んだ時に、
手に掴んだものを大切にしながら
西を目指しなさい。」

と。

 

そして、
男はやっぱりすっ転び、
その時手に掴んだものが「わら」
だったんです。

 

わらか~と、
男は正直がっかりはしたけれど、
わらを持って西の方へ進み始めます。

 

わらを持って進み始めると、
あぶが飛んできたので、
捕まえてわらの先に結び付けました。

 

歩いていくと、
お母さんが大泣きした赤ちゃんを
あやしていました。

 

その子が、
男の持っていたあぶ付きわらを
気に入るんですね。

 

「観音様が
手に掴んだものを大切にしないさいと
言っていたが、
赤ちゃんが喜ぶ事は大切なことだ」

と思い、
あぶ付きわらを赤ちゃんにあげました。

 

そこでお礼にと、
みかんをもらうんです。

 

水が飲みたいと
道端に倒れてしまっていた娘に
みかんをあげ、

上等な絹の反物をもらい、
気分が明るくなってくる男。

 

ところが、ここで、
死に馬その荷物を交換しろと
無理やり交換させられてしまいます。

 

やっぱり運がないのかな?
と思うところですが、

男はその死に馬を朝まで看病して
あげました。

 

(またドン底かと思いますよね。
それがまたチャンスにと
繋がっていくんです。)

 

朝になると、
すっかり元気になった馬を連れて
町にいきました。

 

馬にえさをあげるために寄った
お店の長者様に、

「こんな上等な馬はいない、
どうか1000両で
売ってくれないか」と頼まれ。

男は気絶してしまいます。

 

目を覚ました時、
水が飲みたくて道端に倒れていた女性が
いました。

 

その女性が父親である長者様に、
この人が私の恩人だと伝えます。

 

長者は、
ぜひ娘と結婚して、
この店も継いでくれと男にお願いします。

 

めでたく結婚して、
一気に長者になった男でしたが、

 

それからもずっと、
観音様に教えてもらった
「わら1本を大切にせよ」

という言葉を大切に、

ますます商売は繁盛して、
わらしべ長者と呼ばれるように
なったそうです。



 

ほら!やっぱり似ている。
コツコツと小さなものを大切にして、
渦巻のように大きくしていく。

 

師匠に学んだ、
日頃から大切にしていることが、
「わらしべ長者」に書いてありました。

 

昔話ってなんとなく
不変的なことが書いてあるような
気がしませんか?

そしてやっぱり思うんです。

 

どん底があってこその
チャンス。

 

運が悪いなと思う事を、
どう捉えてチャンスに変えていくのか。

 

小さなことを大切にすること。

 

その情報を待っている人に
発信・提供していくことの大切さ。

 

やはり、
人が豊かになっていくために、

それが
永遠不変なことのような…、
そんな気がするのです。

 

なんだか楽しくなりませんか?

もうダメだ。

からが勝負\(^o^)/

 

ドン底も味方にして、
小さなことから始めてみましょう。

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